|
平成20年11月9日
口切の茶事 |
〜 山永亭 雙樹庵にて 〜 |
お茶の世界では11月に一足早くお正月を迎えます。
この時期に催される「口切の茶事」は炉開きも重なって一年でもっとも重要とされ、
おめでたい取り合わせでお祝いの心を表します。
この茶事では「瓢(ふくべ)」・「織部(おりべ)」・「伊部(いんべ)」の「三べ」の取り合わせが喜ばれることから、本日は初炭で瓢の炭斗を、後座の席で備前の花入れ(備前焼を「伊部」といいます)と、鈴木五郎さん作の織部水差で「三部」としてみました。
主菓子も開炉に相応しい「亥の子餅」を選びました。
幸い好天にも恵まれ、お客様とのお話も弾んで今年も恙なく茶のお正月を迎える事が出来ました。 |
|
|
|
寄付風景 |
外腰掛け |
|
|
蹲 |
初座の席入り |
|
|
壺飾り |
ふくべ炭斗にて初炭点前 |
|
|
懐石風景 |
たねや製「亥の子餅」 |
|
|
小間での濃茶点前 |
干菓子 |
|
|
|
|