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平成20年7月12日
朝茶事 |
山永亭 雙樹庵にて |
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当教室では夏の恒例となっている朝茶事。
早朝の涼を感じながら、一同6時に席入りです。 |
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床には滝の画に添えられた「直下三千丈」のお軸。細く長い瀧が静かに落ちている姿は真夏の茶室に涼感を呼びます。
お花は白槿と矢筈ススキ。 |
朝茶事はまず初炭点前から始まります。 |
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お炭の後は朝の軽い食事として、一汁ニ菜の懐石をお出しします。
朝茶事の向付は生ものは使わないので、鶏ささみの和え物を使いました。
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煮物椀は玉子豆腐に椎茸と三つ葉を添えて。 |
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和気藹々とした懐石風景。 |
続いて本日の主菓子”のぼり鮎”。
爽やかな外郎地の上に泳ぐ一匹の鮎が
いかにも涼しげです。 |
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濃茶席には口径が広く底が浅い割蓋の平水指を置き付け、夏ならではのお点前を楽しみます。 |
続き薄にて手早く茶事を終え、日が高くなる前に退出するのが朝茶の鉄則です。
今年もまたも夏の楽しみを堪能させて頂きました。 |
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